東京都町田市
厚木にも「宮のタレ」の噂は聞こえてくる。
1975年に宇都宮でステーキ宮一号店を創業し全国展開している。
厚木から1番近いステーキ宮は町田木曽店である。
1972年に「フォルクス」がアメリカから持ち込んだサラダバーサービス形式の店舗である。
メイン料理はステーキとハンバーグで、サラダバー、スープバー、ソースバー等がオプションで付く。
ランチメニューを注文するとライスかパンとスープバーが付く。
今回はさらに390円追加してサラダバーも付けてもらった。
サラダバー用の器とスプーンが運ばれてくる。
2つともよく冷やされていてワンランク上の良いサービス。
サラダバーもブロンコビリー クラスの格上の質だった。
とりあえずハンバーグが来るまではサラダバーを楽しみましょう。
パスタにもポテサラにもふんだんにキノコが入ってる。
選べるドレッシングも6種類くらいあって質が高い。
スープバーもオニオンスープやコーンスープ等が4種類もあり、他の店より多く質が高く感じた。
僕はいつも通りにコーンスープを選択。
気持ちスープが他の店より濃い様な気がした。
ソースバーも選べるソースが5種類くらいあって僕が選んだのは「デミグラスソース」と「宮のタレ」。
他にも色々なソースが楽しめる。
ハンバーグ&宮メンチカツランチ 890円
噂の宮のタレがたっぷりと店員によって鉄板にかけられた。
ハンバーグやメンチカツに直接はかけないみたい。
ハンバーグは150gにメンチカツが付くセット。
ハンバーグの肉質はきめ細かく轢かれたタイプ。
流行りの超粗挽や中までしっかり焼かれていて半生でも無く、中を割っても不自然な肉汁ドビュッシーは無く好印象。
ソースバーから宮のタレを取ってきてさらにタレをどっぷりつけ「追いソース」して食べる。
宮のタレは酸味がかなり強いおろし玉ねぎ醤油ソースだ。
これは噂通りに味が強くて旨い。
おそらくこの酸味はレモンやリンゴなど様々な果実から出ているのだろうねと自信満々に予想してた。
すると店員さんによれば、このソースに使用している酸味はただの酢ですと⁉️
レシピはおろし玉ねぎ、ニンニク、醤油、酢だけだと会計時に店側が言うから赤っ恥をかいた。
メンチカツは外はサクッと中はジューシーで、中にはタレが仕込まれている。
美味しいのだが油が重いので予想以上に腹にたまる。
これも後半は宮のタレを衣に染み込ませて食べた。
するとさっぱりする。
何でも宮のタレでいける。
仕上げはデザート。
杏仁豆腐を下によそってその上にフルーツポンチをふんだんにかけた。
締めくくりにふさわしい味。
これも宮のタレでいけるか…リームー。
サラダバーやスープバーの質が高いのに最低値段は安く抑えられている。
そして何と言っても味が強い宮のタレはステーキソースの完璧な完成形のひとつである。
レシピがシンプル過ぎてコストはかからないし特徴的過ぎて他者も真似しないだろうしある意味最強だ。
この店が厚木に来てくれたらかなり嬉しい。
天下を取りそうな予感がする。
ごちそうさまでした。