中華そば青葉 八王子店

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東京都八王子市

相模原に行くつもりが、方向音痴の友人の運転でいつの間にか八王子に着いていた。ここまできたのなら僕の愛する「中華そば青葉」のつけ麺が食べたくなった。以前は相模原に店があったのだが、繁盛してたのに何故か閉店してしまったのだ。

らーめんとは庶民的なものであるべきという哲学もわかるが、対照的に青葉には絶対的な品がある。その細かく洗練された繊細な味やクラシカルとモダンが調和したインテリア、しっかりと教育されピンと集中している真面目な店員達を見ると、他のらーめん屋とは一味違うなと僕は思う。

この店では中華そばよりつけ麺派の僕である。あのつけ汁の塩味、酸味、辛味、脂肪味のバランスが絶の妙なのだ。一時期、太麺を選択できる様になっていたが、青葉ファンとしてあれはやってはいけぬ事だった。以前書いた様にこのつけ汁にはこの中細麺だからいいのだ。後に青葉は太麺を廃止した。

しかし、基本的にはハイクォリティでありながら不変を貫いている。何十年経ってもこの味を守り、カウンター席のみと中華そばとつけ麺のみのシンプルな設定は実にラーメン屋としてブレてなくて渋いのだ。

特製つけ麺大盛り 

1080

つけ麺の麺量は通常240gで大盛りが360gとのことである。

青葉のスープは東京ラーメンと九州ラーメン両方の良さを取り入れたダブルスープ。脂を分離した「動物系スープ」と、かつお節やさば節、煮干しを使用した濃い「魚系の和風スープ」を別々に抽出し丼で合わせているとのこと。程よい酸味と七味のピリ辛味も効いてる。この細かい仕事がこの丁寧な味を生むのだ。

特製はこのつけ汁にチャーシュー、味玉、メンマ、ナルト、ネギが入る。高級なナルトだ。

青葉が言うような細麺とは思わないが形状は平打ちの中細麺である。断面が綺麗にツルツルした舌触りに水分を多く含んだ瑞々しいプルプルが柔らかい食感のツルプル麺。

この麺に豚骨、鶏ガラのゼラチン質を多く含んだつけ汁が全盛期の品川祐やザキヤマ、フジモンくらい容赦なく絡む絡む。そして圧倒的に啜りやすい。近年の極太麺ブームがまだ続く中、つけ麺にはこの啜りやすさも重要だと僕は考えており、つけ汁と麺が効率的に口内に収まるのが食べる側としてとってもキモティーのだ。

塩味と酸味、辛味、脂肪味、出汁がバランスよく効いた複雑な味付けのつけ汁に、後半から柚子唐辛子を投入すると、一気につけ汁内において酸味と辛味によるクーデターが起こり、つけ汁は「酸味・辛味連立政権」に支配されたのだ。OEC!政権交代バンザーイ♪

はあ〜旨かった。いつか酸味系つけ中細麺ブームが来ないかな。つけ汁に酸味を嫌っている人達がいるからまだまだ時間がかかるかも。つけ麺界に新たなパイオニアの登場を願うばかり。帰りも運転を任せていたらいつの間にか山梨に進んでた。ナビ通りに進んでいる筈なのにナビまで迷っている。ごちそうさまでした。

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