【住所】神奈川県厚木市
【HP】食べログ
まだ「ステーキガスト」がOPENしたばかりの頃に行った記憶は、安いけれど、肉が薄い、硬い、脂肪分無い、スープバーが無い、肉来る前にカレーで腹一杯など、散々文句タラタラで帰った記憶がある。
それからは近間にある「カウボーイ家族」という身近なアメリカ合衆国が僕のお気に入りの店となり、「ハロー!」の挨拶もだんだんと身に染みついてきた。
あれから時が経ち、どうやらステーキガストは「精神と時の部屋」にでも入ったのか、いつの間にかかなりパワーアップしている様なのだ。
それは実際に行った友人からの情報と、ネットでも、2019年から輸入牛肉を冷凍からチルドに変えたと言うのだ。
これは確かめねば。
16時頃に店に入ると、まだ閑散としているので好きな席に座り放題。
奥の窓側の席に着座した。
注文が決まったらブザーを押してくださいというお決まりのやりとりを終えて、
メニューを見ていると、サーロインステーキにするか、カットステーキするかで迷った。
直感的には、サーロインの方が明らかに旨そうなんだけど、ネット情報でカットステーキがおすすめだと推している意見がかなり多かったのだ。
だから、今日はそれを信じてカットステーキを注文した。
肉が来るまでにサラダバーに出かけた。
サラダバーの他にスープバー、カレー、果物やデザート、ステーキソースが置いてある。
まずは適当にサラダをよそってシーザードレッシングを1スプーンかけた。
カレーは店側の罠と知りつつも、恐れずに飛び込むってのが漢気ってもん。
少し濃度が薄く具が無い感じもするが、不味くは無い。
コーンスープと野菜スープから選べる。
ファミレスのコーンスープは昔から超うめぇ〜ぜ。
そんな行動を2巡ばかり行ううちに、肉が焼けて運ばれてくるのは、どこの店も同じタイミングかな。
熟成カットステーキ 大盛 1499円
大盛にすると約240gになる。
ネットではこれを食べるのがおすすめという意見が多かった。
通称ザブトンとも呼ばれる、赤身の中でも柔らかい部位を1カ月間熟成させた「チャックフラップ」を使用しているとのこと。
肉はなかなか柔らかい。
下ごしらえの時点で肉は調味液に漬けこんであり、そこに黒胡椒も振られて、最初から下味がついている。
脂肪分もまあまあで噛むと肉の旨味が出てくる。
なかなか肉を噛みきれないので、後半は顎が疲れた。
色々とソースを試した結果、
この肉に合うソースは、醤油ポン酢や玉ねぎ醤油などのあっさりしたソースが合っていると思う。
ガーリックソースや柑橘醤油ソース、テリヤキソースなどは、ソースの味が強すぎて、肉の旨味を味わいにくい。
デザートは、苺のフルーチェとチョコレートムース。
口の中をスッキリさせてくれる。
久しぶりにステーキガストに行ったら、
確かに昔よりパワーアップしていた。
肉の質、サラダバーの質が向上、スープバーが出来ていたりと、このコスパならなかなかいいと思う。
カットステーキとサーロインを迷ったら、僕はサーロインをおすすめする。
この様なビュッフェ形式では、メイン料理は量より質をとった方がいいと思う。
さて、厚木市妻田の「ステーキガスト」と「カウボーイ家族」のステーキ戦争は今後どうなっていくのだろうか?
それとも「ビッグボーイ」「ブロンコビリー 」が巻き返してくるのか。
ごちそうさまでした。