【住所】神奈川県厚木市
【HP】食べログ
サウジアラビア政府は14日、首都リヤドの約320キロ西に位置する石油パイプラインの圧送(ポンプ)施設2カ所がドローンによる攻撃を受けたと明らかにした。一方、米軍は、イランを後ろ盾とする勢力がイラク駐留米部隊に対する脅威になっている可能性に警戒感を示した。20日、イランの支援を受けるイエメンの武装組織「フーシ派」が発射したミサイル2発を、イスラム教聖地のメッカで迎撃したと発表した。国営通信社SPAによると、サウジ連合軍の報道官は、空軍がジッダとタイフ周辺の禁止区域で飛行物体を確認し、対処したと述べた。ジッダはメッカから約70キロメートル、タイフから50キロメートル離れている。米首都ワシントンのサウジ大使館はツイッターで、ミサイルがメッカ州で迎撃されたとした。フーシ派はこれに先立ち、ミサイルがメッカを狙ったものであることを否定。メッカを攻撃したとの主張はサウジの策略だと批判した。
日本じゃ大々的に報道はしないけれど中東じゃ今けっこうドンパチやっているらしいな。アメリカはイスラエルを支援しつつ、サウジを異常なまでに守り、イスラエル、サウジと仲悪いイランを経済制裁したり戦艦まで派遣して脅しとる。昔はアメリカとイランは仲良かったのに、今はサウジに乗り換えてる。アメリカとサウジはそもそも考え方がかなり違うのだが、中東における経済、軍事的な関わりでもたれ合いの切っても切れない関係。でもサウジはアルカイダを支援している。逆を言えばお互い利用価値が無くなったらどうなるのかな。
今月26日で惜しまれつつ閉店する「とんかつ友野」に行ってきた。2019年で創業45年になる老舗が暖簾を下ろす。
駐車場が4台しかないのに、先週の土日は恐ろしく行列が出来ていたようだ。
18時前には、店の前で既に並んでいる人がおり、店員が出てきて、肉の在庫が切れるので、今並んでいる人でお終いとのこと。
僕はギリギリセーフ。危なかった〜。
カウンター席に案内された。
閉店が名残惜しそうな常連客で、今日は店が超いっぱいだ。
この店は彼彼女らにとって、思い出のある特別な場所だったのだろう。
店員らがめちゃくちゃ忙しそう。
過去に食べた事のあるロースカツは、本日はもう終了との事で、美味しいと評判の、カツカレーを注文する事にした。
常連客に次々と声をかけて、会話していくご主人と女将。
ガラッとおっちゃんが入ってきて、ご主人に向かって「今日は頑張れ」とリポビタンDダースの差し入れを渡して、直ぐに帰っていった。
ご主人や女将さんと、会話だけでもとしにくる人がたくさんいた。
「もう閉まってるの?」と後続客が次々と店の引き戸を開ける。その度に、女将さんがすいませんと謝りに行っていた。
ご主人最後の全開パワーで目の前に次々とカツが揚がっていく。
隣に座っている若い客は随分前に食べ終えているのに、何故か名残惜しく帰りたく無い様な感じ。
最後にご主人や女将さんと話したいのだけれど、忙しそうだから、中々話せないのかなと思った。ポケモンやってないよね?
厚木にも独特な味わいと雰囲気を持つ老舗個人料理店がいくつかあるが、こうして徐々に味のある店が無くなっていくと思うと寂しいもんだ。
近い将来、こういう個人店が無くなって、チェーン店ばかりになるなんてきっとつまらないな。
愛想の良い女将さんが、
カツカレーを持って来てくれた。
カツカレー 1450円
料理が来るまでは、ちょっと値段がお高いなと思っていたが、流石にとんかつ屋のカツカレーだ。
立派な分厚いカツがのっている。
スプーンがなくて、フォークか箸で食べるのが友野流。
カレールーは食堂カレー王道の、日本人が大好きな家庭的なお母さんのカレー。
スパイス感や、フォンドボーを感じるような気取ったカレーでは無い。家庭的な味で、万人が好きな味。
非常に旨し。
上顎が火傷するほどカツが熱く、ルーには辛さはほぼ無い。
野菜や果物の甘みがじっくり溶け込んだルーは、なんだか懐かしく安らぐ味だな。
流石にとんかつ屋のカツカレーはビグザム級だ。柔らか、甘く、ジューシーという言葉は、脂身を褒める三大用語である。
熱くて分厚いカツを口の中に頬張ると三大用語がほとばしる。
ルーと一緒に食べると甘さがルーにも乗り移ってさらに旨い。
最初は衣サクサク、中盤から衣がルーを吸って、その変化を楽しむのも、カツカレーの醍醐味。
ご飯の量も多いのか、終盤はルーが足りなくなってきて、また食べる配分を間違えたなと反省する。
ワカメと豆腐のオーソドックスな味噌汁。
胃に優しいキャベツ。
とんかつソースで頂いた。
まだ若年者の私めには計り知れないが、45年もやって来て、あと数日で店を閉めることになったご主人や女将の気持ちは一体どんなものだろうか。
寂しいものだろうか、達成感だろうか、えへへ明日からハッスルハッスル♪なのか。
またひとつ、厚木から老舗店が無くなった。しかし、その味は、思い出は、皆の心の中に永遠に残るだろう。
ごちそうさまでした。
そして、長い間、厚木で素敵なとんかつを食べさせてくれてありがとうございました。お疲れ様でした。