中華そば 青葉

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【住所】東京都府中市

【HP】食べログ

2018年ジャパンカップは牝馬三冠馬アーモンドアイが格の違いを見せつけた。騎乗は今年絶好調のルメール騎手。まさかの先行というレース展開から2位で最終コーナーを回り最後の直線でキセキをかわし2分20秒6という驚異的なレコードを叩き出した。久しぶりに凄い馬が出てきた。ぜひ、来年は凱旋門賞を取ってほしい。

東京競馬場にてジャパンカップを観戦し終え、ぞろぞろと府中本町駅方面へと帰り出すたくさんの人達に紛れていた。

帰りの駅が群衆で混雑しそうなので、府中市で何か食べてから帰ろうか。

府中本町駅から府中駅方面へ歩く事5分。

ゆるい坂道の途中に元祖ダブルスープで名高い「中華そば青葉」に入った。

長くて立派なカウンター席にはズラリと客が座り満席状態である。

カウンター席後方の待合席に座り席が空くのを待つ。

メニューは、中華そばとつけ麺のみの硬派な設定である。

この店のつけ麺はめちゃくちゃ旨い。

八王子に少しばかり住んでいた頃にハマった味が懐かしい。

トンコツ、鶏ガラといった「動物系スープ」から脂を分離し「コク」だけ残したスープと、それに負けないような濃い、かつお節、さば節、煮干しといった「魚系の和風スープ」を別々に抽出し、丼で合わせたものが「ダブルスープ」

「六厘舎」から爆発的に濃厚豚骨魚介極太のつけ麺が広まっていったが、もうあの味はどこでも食べられるようになった。

だから、この店のような、酸味ありバランス細麺系のつけ麺が逆に貴重なのである。酸味が苦手と言う人もいると思うが、僕はありの方が好きなのだ。

今日は競馬関係の人間が多いのだろうか。G1レースの日はこんな混み具合。普段はもっと落ち着いたものなのだろう。

入り口近くの席に座り店員に食券を渡す。

それにしても立派な厨房である。

屋台をイメージしたというこのインテリアも青葉らしい。

柚子唐辛子は特につけ麺におススメで、必要な人は店員までお申し付け下さいとのこと。これは絶対に頼もう。

特製つけ麺 大盛          950円 + 100円

中華そばにしろ、つけ麺にしろ、この店の料理は気品に溢れている。

良質な小麦粉を使用しており、啜ると良き風味が残るストレート細麺

「うどん」と「中華麺」の良さを合わせた麺は風味を活かす為に作りたてを意識している。

縮れ麺はスープが絡みやすく独特な食感を生むが、ストレート麺はめっちゃズズッと啜りやすい。

軽く水で締めている為に、麺の温度はやや冷たい。

ツルツルと滑らかな舌触りに、柔らかな食感だ。

以前は太麺も出していたが細麺だけに戻した。細麺の方が断然に旨かったので、その選択は正しいと思う。何でもかんでも太麺がフューチャーされるのは違うと思う。

麺が細いのでスープがよく麺に絡み、何より啜りやすいし、調理時間も待たない。

よく熱せられた熱~いつけ汁。

醤油ダレのコクと酸味が強い味の中にマイルドな深みのある魚介出汁がじんわりと感じられる。

スープ表面の香味油がそれらを上手くバランス良くまとめて麺とスープをよ〜く絡ませる。

ピリッとした七味唐辛子が程よいアクセントになっている。

具は、ネギ、チャーシュー、味付け卵、ナルト、メンマ。

どれも一級品のものである。

柚子唐辛子を中盤から加えると、上品な柚子の酸味と唐辛子のピリ辛感が増して、け麺の弱点である食べ飽きがこない。

このつけ汁にはとても合っている調味料であると思う。

酸味あり系のつけ汁はバランス良く調和させるのが難しいのだが、この店のつけ汁はその完璧な答えと思うほど素晴らしい。

つけ麺は麺が主役だと言われるが、はたして本当にそうだろうかと思う程につけ汁が旨かった。

僕は太麺も好きであるが、あまりにも極太麺が主流となりつつある今のつけ麺業界に疑問を抱く。

このような旨い細麺の可能性も追求すべきではないかと、青葉のつけ麺は僕に投げかけている様に感じた。

2018年大つけ麺博の1位は、大会二連覇中「中華蕎麦とみ田」の「13年目の濃厚豚骨魚介」で、これで三連覇。

確かに旨いのだが、みんな好きだからって、どこの店も同じようなつけ麺を出しているのはつまらない。酸味系のつけ麺よ蘇れ!

ごちそうさまでした。

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