【住所】神奈川県厚木市
【HP】食べログ
昨日のオリンピック、クロスカントリーで渡部選手は健闘したが、残念な結果だった。24秒差があってもドイツ選手3人の見事な協力作戦に追いつかれて、2位の選手にも風避けにされたあげく、最後は抜かれたという辛すぎる展開。本人はかなり体力を消耗していた様子。あの時、追いつかれる事を考慮して、2位の選手と協調して体力を温存できていたらとか、色々と考えさせられた。いや、でもドイツ選手凄い。
さて、昼間に定食屋のときわに入った。
定食が全て600円というほぼワンコインの店。
隣にあるときわ弁当が数年前に始めた定食屋である。
ときわ弁当は昔から馴染みの弁当屋で、とんかつ弁当や、かき揚げ丼がお気に入りだったのだ。
営業中の文字を見て店内に入った。
4〜5人座れるカウンター席と4人座れるテーブル席が3卓程ある。
女将にいらっしゃいと声をかけられて、カウンター席に座った。
弁当屋と定食屋は内部で空間が繋がっている様だ。
他に客はいない。
右後方、テーブル席横の壁にメニューが書いてあるのが見えた。
パッとメニューを見て、とんかつ、エビフライ、焼肉、かきフライに選択肢を絞った。
今の時期はやっぱ牡蠣かなと心の天秤が傾き始める。
テーブル席にガテン系の男性客2人が店に入って来た。
僕と同じかきフライ定食を注文する様だ。
さらに電気屋系統の制服を着た男性客2人が入って来てサバと鮭定食を注文した。
料理を作る場所は隣の弁当屋の厨房のようで女将さんが料理を作りにあちらに行ってしまうと、こちらの定食屋には誰も店員がいない状態になる。
弁当屋の厨房には旦那らしき姿も見える。
旦那はこちらに来ないので、おそらく弁当屋の仕事をメインにしているのだろうと思われる。
その後、後から来た客が料理の注文をしたくても、女将があちらの厨房で料理を作っていて、こちらにいないから注文できなくて困っていた。
客はどうするのだろうと見ていたら、厨房と繋がっているこの穴へ向かって大きな声で、「おばさ〜ん!かきフライ定食2つお願〜い!」と注文をしていた。
するとあちらから、「あ〜い!」と女将の声がした。
これは、ときわ・コミュニケーション・システムだ!略して「TCS」と名付けよう。
かきフライ定食
600円
カキフライが4つ。
カキフライだけではご飯があまりそうだが、それ以外のご飯の友達も用意されている。
衣はサクッと揚がってカリカリ。
熱い。揚げたての旨さ。
タルタルソースをつけていただく。
牡蠣の旨いエキスが中からジュンジュワ〜ですわ。
カキフライが無くなっても、ミートボールでご飯を食べられるという二段構えなのだ。
魚出汁が適度に効いた味噌汁。
食べ終わっても、女将はこっちにおらず、金を支払おうにも、女将はあちらの厨房で忙しそうだ。
まあ今日の僕は時間がある。
TCSを使って女将をこちらに呼ぶ事もできるが、女将も忙しそうだし、ここは落ち着いて女将がこちらに来るタイミングを見計らおうかしらね。
ただ職場の昼休みという、限られた時間の制約内で来ているサラリーマンにはこのタイムロスは敬遠されちゃうかもしれないな。でもTCSがあるから大丈夫。
結論として、600円でこれだけの手作り感ある定食を食べられて満足だった。
違う定食も食べたいなと思った。
僕の愛するかき揚げ丼もメニューに加えて欲しいな。
ごちそうさまでした。