たいめいけん

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【住所】東京都中央区
【HP】食べログ

いつもは厚木周辺ばかりの店で食べている僕が何かを食べるために遠くまで足を運ぶことは滅多に無い。

だが、今日は東京駅周辺へのいわゆる仕事上の野暮用があり、ついでだから、ミーハー気分で東京駅から10分程歩いたテレビで有名な老舗洋食店の「たいめいけん」にでも行ってみんべと思った次第である。

1階は1000円〜3000円くらいのカジュアルな洋食屋で、2階は10000円〜15000円の本格的なコース料理を出す洋食料理店となっている。僕はもちろん1階に入店。

お好きな席にどうぞと言われたので、1番奥隅の席に着席。

ダークブラウンと白を基調としたインテリアは老舗洋食屋でよく見かけるカラーリング。アンティークな椅子のデザインからも歴史を感じる。

4人掛けの卓が20卓近くあり、カウンター席は見当たらない事から、満席時は相席になるのかな。

17時頃に来店した時は、まだ数人くらいの客しかいなかったが、食べ終わる頃にはほぼ満席になった。

ベテランウエイトレスからメニューを渡された。ひょえ〜!

街の洋食屋程度に考えていたけど、東京の有名店はやはり値段がたげえな〜。

名物のたんぽぽオムライスが食べたかったけど1950円という値段を見たら、僕はオムライスをそれほど好きじゃなかったような気になってきた。

逆に値段を見ていたら、だんだんと750円のカレーライスを愛してやまない僕だった様な気になってきた。

そうだ。僕が1番好きなのはカレーライス。僕はカレーの海から生まれた男。

客層もスタッフの年齢層も高い。ここの常連客は何十年もこの店に通い続けて、数々の思い出があることだろう。

創業何年?創業1931年。86年も店をやっていると現在90歳の老人が子供の頃から店で食べていることになる。店主は現在三代目でテッカテカに日焼けした肌でテレビによく出演している。

カレーライス + ボルシチ +コールスロー      750円 + 50円 + 50円

吉野家もビックリのマッハスピードでボルシチとコールスローが運ばれてきた。カレーライスが来るまでの前菜かと思ってたらカレーライスもマッハ着。

急いでいる時はとてもナイスな料理かと思われる。厨房の奥でチーンと言う音は聞こえなかったよな?

コールスロー

コールスローと言うと吉野家のコールスローが原点基本イメージであるが、一手間かけて皿はしっかり冷やされ、キャベツを主体とした冷たい野菜達がシャキシャキ食感で美味しい。

全体的に薄めの味付けで、塩味と酸味が中心である。これで50円は安すぎる。吉野家の今は亡きコールスローよりも安い。

ボルシチ

薄いトマトスープに、具沢山の野菜が煮込まれた温かいスープ。ボルシチと言うより、ミネストローネじゃない?

ボルシチはビーツが入るがこのスープは何故か見当たらない。具材は、キャベツ、タマネギ、ニンジン、ジャガイモ。同じく、これで50円は安すぎる。安いものは疑えと教えられたがこの安さはおそらく客への愛でしょ。

カレーライス

懐かしき食べ慣れたシンプル日本式カレーライスを究極まで味を高めたような味と思います。

スパイスの種類は少なめで癖がなく、欧風カレーの様に、ベーススープの旨味で勝負するタイプ。

この濃厚なベースはビーフかな?小麦粉が入っていて、カレールーのトロミが強い。

ゴロッと大きめの豚肉ブロックが3つ入っている。柔らかくて、ジューシーで、カレーによく合っている。良い肉使ってるな。これで750円は逆に安い!

おいし〜い!しかも、あまり辛くないから胃腸に優しい。洋食屋として有名で、高みにいるのがこの皿からわかる。福神漬けもコリコリしていて上品な香りと味だった。

洋食屋にしては値段が高くて気軽に行けない店だとは思う。しかし、僕みたいな下流庶民にもカレーライスという抜け道を残してくれていた。いつか「たんぽぽオムライス」を牛丼感覚で食べられる漢になりたいと思った。

ごちそうさまでした。

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