【住所】神奈川県愛甲郡愛川町中津2671-8
【HP】食べログ
いつも通り一号公園で汗を流した後に友と昼飯を食うことになった。
以前、日曜日の夕方に行って休業で振られた内陸工業団地にあるラーメン屋の麺鯉に行った。
駐車場は2台あり、奥2台目は少し入りにくく出にくい状況にある。車を出す時に段差でガッタンとならないよう注意が必要だ。
店内はカウンター席のみのシンプルなスタイル。
若めの男性店主がひとりでやっている。
席は7〜8席くらい。
テレビがワイドショーを流している。
背後には煮干しイワシ、煮干しイリコ、焼きエビ煮干しなどの煮干し系ダンボールが積んである。
メニューを見ると背脂煮干しラーメンが先頭に記されており、どうやらこの店のオススメのようだ。
下調べでは、この店のラーメンは、新潟県県央地域発祥の燕三条系ラーメンと呼ばれるラーメンを出しており、この辺では珍しいラーメンである。
昭和30年前後、杭州飯店(当時は福来亭)の初代・徐昌星が、洋食器産業の工員にラーメンを出前していた。
工員達の要望でラーメンの味を濃くして、バランスを考えて豚の背脂を加え、さらに出前しても麺が伸びにくいように麺を極太にしたのが燕三条ラーメンの始まりらしい。
こう言った歴史を見ると、内陸工業団地内にぴったりの店だね。
工場への出前もやればより忠実だ。
背脂煮干しラーメン 750円
スープ全体に背脂がちゃっちゃと振りかけられている。
海苔が岩海苔なのは珍しい。
背脂を退けると下から煮干しの出汁がよく効いたあっさりスープが姿を現わす。
醤油ダレは円やかなタイプで八王子ラーメンに近い感じ。
醤油だけでなく、塩ラーメンもある。
縮れ極平麺はコシがある縮れたきしめんといった感じで、ラーメンでは食べた事が無い麺でなかなか面白い。
でも正直このスープには細麺の方が合うと思う。細麺も選択可能だ。
具は豚バラチャーシュー、玉ねぎ、メンマ、岩海苔。
豚バラチャーシューは柔らかく脂の甘みが充分感じられるもの。
チャーシューめし
250円
ヘタチャーシューが入っているが、チャーシュー量は少なく感じた。チャーシューの味が薄め。
煮干しが効いたラーメンが好きな人には、ぜひオススメである。
ごちそうさまでした。