【住所】
神奈川県厚木市幸町2-11
【営業時間】
11:30~14:00 17:00~21:00
【定休日】日曜日、月曜日
【電話番号】不明
【駐車場】有
【最寄り駅】本厚木駅
【HP】食べログ
本厚木駅南口からまっすぐ歩き、タンメン屋のラオシャン真向かいまたは麺や食堂や本丸亭前の道路沿いにある店。
小田原系と言われるラーメンが食べられる俺系ラーメン藤本に入る。
小田原系は食べたことがないので少し調べてみた。
小田原系は創業1930年、湯河原にある「味の大西」という店が発祥とされている。
小田原系とは、豚のダシがきいた、真っ黒い豚骨醤油のスープ。ばりばり化学調味料を使用している。ピロピロで太さがまちまちの平打ち縮れ麺。「ワンタンメン」か「チャーシューメン」のトッピングがオススメ。メンマは真っ黒になるまで煮られていて、味付けは少々甘い。一杯の量が多い。一杯の値段が高い。…等が特徴だそうだ。
以前、この物件で営業していたのは立ち食いそば屋だった。駅から結構離れているのに立ち食いそばを出すのは、ちと珍しかったからなんとなく覚えている。
暖簾を潜り店内に入ると、まずは左側に食券機がある。
ラーメン750円。ワンタン麺900円。チャーシュー麺1100円。なるほど値段が少し高い。
ここはいつも通りチャーシュー麺と思ったが、流石に1000円越えは値段が高いのでいきなりは手が出ない。まずはラーメンで様子をみようという気になった。
カウンター席に案内される。
客は両側にひとりずつ座っている。
店員は2人。
作り手とウエイターの体制。
後ろには2人がけのテーブル席が4卓。
グループ客はいない。
コンスタントに1人ずつ客が入って来るので、一杯ずつ店主がラーメンをつくる。
ラーメン 大盛
750円 + 100円
熱いのでお気をつけ下さいと、10分程で丼が到着した。
事前に調べた時はピロピロした麺とかチャーシューとかが美味しそうでビジュアル的に気になっていた。
見た目はこの黒いスープが海老名にある富山ブラック麺処いろはや、厚木の鮎見橋近くにあるMOJA☆MOJAに近い味なのかなと想像した。
スープを飲むとまずかなり熱い!
これはスープ上にある多めの油がスープの熱を閉じ込め、そうさせているのだろう。
醤油に火が入っているのか角が無くまろやかな味。この醤油ダレは八王子ラーメンに近い感じを受ける。
しかし、出汁がボンヤリしていて、例えるならカエシも出汁もかけ蕎麦の汁のような感じ。スープの熱さが味や出汁を鈍麻させている可能性もある。
期待していた麺は薄く縮れたピロピロではなく、茹で過ぎてのびてしまっている。食感は限りなく柔らかく、硬めが好きな僕の好みとはかけ離れていた。これもスープの熱さの影響か?
チャーシューは厚いが食感が硬過ぎる。
大抵のラーメンは旨いと感じる僕だが、スープも麺もチャーシューも相性が合わなかった。
他のレビュアーの感想を見ると悪くない評価なのである。
もしかしたら、今まで食べた事がないタイプのらーめんなのでまだ自分の中で整理、理解出来ていないのかもしれない。
それか今日はたまたまラーメン作りに失敗したとか…。うーむ、答えは風の中…。
このブログを読んで店に行った皆さんに答えを委ねましょう。
ごちそうさまでした。
ps 後で聞いたら、この頃は大将が入院していて、別の従業員がラーメンを作っていた可能性がある。あの時に食べた味は、この店本来の味では無かったのかもしれない。