六厘舎

Pocket

【住所】東京都千代田区
【HP】食べログ

引きこもり的に厚木に住み続けている俺があの有名な東京駅ラーメンストリートにいる。まあ、いわゆる野暮用ついでだ。
どうせだから一度は食べて見たかったつけ麺の有名店、六厘舎に行ってみる事にした。

野暮用を終えて帰る頃だから、夜21時半に行列に並び始めた。並んでいる人達からは様々な地方の方言、外人もいる。俺も含めてみんな田舎っぺばかり並んでいるらしい。

そんな大将達憧れの有名つけ麺は30分後に目の前に置かれることになる。外人が自動販売機に手こずっているみたい。店員がそれを助けている。

カウンター席に案内されてからの着丼があまりにも早過ぎる。おそらく何か魔法を使っている筈だ。素晴らしき六厘舎マジック!

つけ麺
830円

この濃厚豚骨魚介出汁のつけ汁と極太麺という、今ではつけ麺の鉄板王道になっているスタイルを流行らせたのは元はと言えばこの店だ。今では様々な店が真似をして、旨いつけ麺の定義となってしまっている感がある。

煮干し、鰹節の粉末がこれでもかと言うほどつけ汁に入っている。こんなに粉末が入っているつけ汁はオラが街にはねぇだ〜。とにかく濃い。厚木のつけ麺の粉末など可愛いもんだ。当然、節系の旨味と風味が物凄い。舌がザラザラする。そしてつけ汁がやや泡立つくらいスープにトロミがある。

良い小麦粉を使っているなという感じがする麺。ビジュアルが綺麗に盛り付けられているのも素晴らしい。舌触りがツルツルで、モチモチ食感のストレート麺はつけ汁と絡みにくいのではないかと思いきや、まさかのスープの方から積極的に麺に絡んできやがる!!大量の粉末とトロミがスープの味を麺に付着させて、スープが口の中に入ってくる。

もし、このつけ麺を十数年前に食べていたら、こいつは半端ねぇ!フォ〜!と思った事だろう。だが、このスタイルはもう色々な店で食べ過ぎていて、もう食べ飽きた感があるのも正直で、今さら感動する程では無いという感想になった。

旨いラーメンはすぐに他の店にコピーされる。されるけど、他の店がコピーすればするほど、オリジナルであるこの店の価値は高まり、俺の様に聖地巡礼したがる田舎っぺがたくさん出てくるのが世の中の現状だ。

そして、シンプルにより濃厚なスープをと求める時代は終わり、今では適度な濃厚さのスープに、珍しい魚介系やら動物系やらスパイス系やらトッピングやら独自の特色を打ち出しているスープらへ分化していく方向へと時代は変わっている気がする。外国からも日本人の常識を壊すような破天荒な一杯が大海を渡って押し寄せてくる。開国せよ!ラーメンの新たな可能性を感じ得ざるを得ない。ごちそうさまでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)