ラーメンショップ大和

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【住所】神奈川県海老名市
【HP】食べログ

告白する。

皆さんには今まで言わずに黙っていたが、俺はある深刻な病気にかかっている…。

それは、ある日急にラーメンショップのラーメンが無性に食べたくなってしまうという病気だ。

今では緻密で重層的な味わいをもたらしている進化系ラーメンが巷に多く存在している中、決してとびきり旨いラーメンでは無いと思うが、たまに俺をそんな気にさせる不思議な魅力があるのがラーショだ。今の若い子にはこの気持ちがわからないかもしれないが、その世代を生きてきた人ならきっとわかってくれる人もいるだろう。

あのスープの出汁取り用に使い切って、旨味が抜け切った硬くて厚いチャーシューをガッツリと噛みたい。卓上の刻みにんにくやおろしにんにく、豆板醤をラーメンにガバッと大量にかけたいという生理的な欲求が生じてしまうのだ。食べたくなったその日がラーメンday。今でもそう信じている。

今日も長時間、厳しいテニスの試合があり足腰が立たない位にヘトヘトに疲れ切った。そんな時に限ってまたこの病気が再発する。

テニ友も俺の気持ちを汲んでくれた。いつもの様にテニ友がオススメするラーメンショップへやって来た。場所は海老名。ああ腹が減った…。

店に入り、食券機と向かい合う。今日はこの店で最大級の存在、大のネギチャーシュー麺の選択しか考えられない勢いだ。

カウンター席しかない本格派のシンプルな店。席はほぼ満席状態。ガテン系のおっちゃんや年配の客が多い。

厨房は母子でやっているのだろうか。まさかの夫婦だったらすまん。客層から見て、おそらく2代目の息子が母とやっているのではなかろうか。お爺さん客は先代からの常連客かと勝手に妄想する。

ヤングジャンプや新聞紙を読みながらラーメンを待つ。水はセルフ。従業員は忙しそうだ。

大ねぎチャーシューメン   1050円
分厚いチャーシューにやや太めに切られた白ネギが盛られている豪快な一杯。

この剥き出しの男らしいビジュアルはガテン系だけでなく男達を惹きつける。

ラーメンショップ系のスープでは動物出汁ライトの部類に入る熱々スープ。薄く背脂が入り、味も濃すぎず薄すぎず丁度よし。

ラーメンショップ系のあの細麺。他の店は舌触りがヌメヌメしているところが多いけれど、ここはあまり感じなかったな。

分厚くデカイチャーシューが5〜6枚入り、さらに柵切りにされたチャーシューがごま油と白ネギで和えられている。顎が疲れるくらい硬く噛みごたえがあるチャーシューにかぶりつき、薄めの味付けで脂肪分は少なめ。

土曜日は14時で閉店。シャッターが半分閉められるも、客はまだまだ入って来る。店員が終わりましたと客に謝っていた。

分厚いチャーシューをよ〜く噛みながらゆっくり食べていると、気づけば客は爺さんと俺だけ。爺さんが食い終わり、俺だけになった瞬間から、店員は早く店を閉めたいんじゃなかろうかという勝手に自分自身で作り出したプレッシャーを感じだす。あれは小学校時代だったっけ。この課題が終わった子から帰っても良いというシステムで最期の1人に残ってしまった感じに似ているなと。

総合的なラーメンの味は他のラーメンショップとあまり変わらないというのに、この店は不思議といつも客で賑わっているらしい。テニ友曰く、道なりに車で走っていて左側に見えるこのラーメン屋の角度が素晴らしいからだと言う。また、客商売なのに、土曜日は半日、日曜日は休みという強気のスタイル。客からすれば、普段閉まっている店が運良くたまたま開いていたら、そりゃ入るしかないだろうよとの見解だ。

ラーメン一杯550円の時代もあったようだが、現在は600円。ラーメンの画像をある極秘ルートで入手した。厚いチャーシューが基本で2枚も入っているのはナイスだ。

…病はまだまだ治りそうにない。ごちそうさまでした。

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